あいさんの時々ブログ

麒麟がくるか

2020/09/01
今回のタイトルはNHKの大河ドラマのパクリみたいですが、麒麟(キリン)ビールはかってビール業界のガリバー的存在でした。
その当時ビールと言えばLAGARビールで、置いていない店はほとんどなかったですね。
キリンビールのシェアは60%以上と圧倒していて、残りをアサヒとサッポロとサントリーで分けあっていました。
この戦いに劇的な変化が起きたのは、スーパードライの登場によってでした。
ビールは夏場に最も需要があるため、各社とも年末から戦略を立てて、春先までに、原料の確保や工場の生産ラインを作っていくそうなので、スーパードライがヒットしても後追いで製造が出来ません。
翌年に対抗して何とかドライを売り出しましたが、かえって逆効果になってしまったようです。
ビール業界で栄枯盛衰があり、王者はアサヒに代わりましたが、先日テレビでキリンビールの営業の方が打倒アサヒを目指して奮闘されていると紹介されていました。
はたして「麒麟がくる」のでしょうか。楽しみにしています。