リライト田中の活動ブログ

価値ある不動産の特徴と相続対策

2017/03/14
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、相続対策について。
 本日、参加した不動産コンサルティングマスターの
勉強会、タイトルは「不動産オーナーの相続を成功に導く!
不動産承継対策」。

 午後から約3時間にわたるセミナーでしたが、
内容も濃く、とても面白いものでした。

 今回のセミナーで最も印象的だったのは、
「価値ある不動産の特徴」でした。

 それは、本当に価値がある不動産は、
「相続税評価額<実勢価格(実際に売れる金額)」ということです。
前々からわかってはいましたが、再認識という状況。
 
 相続税の申告等は、ほぼほぼ税理士の先生が業務を
行っていることが多いのですが、その税務のスペシャリストの
方が、不動産の実勢価格を知らないことが多い…。
 そういったときはどうなるかというと…。
 仮に相続人が3人(相続人①・相続人②・相続人③)いたと
仮定し、次の物件が相続資産。

A不動産 相続税評価額 1,000万円、実勢価格  300万円
B不動産 相続税評価額 1,000万円、実勢価格  500万円
C不動産 相続税評価額 1,000万円、実勢価格 1,200万円

 不動産についてあまり詳しくない税理士の先生が遺産分割の
お手伝いをすると…相続人①がA不動産、相続人②がB不動産、
相続人③がC不動産となってしまいます。
 遺産分割をしたときは、相続人間で何も考えないかもしれませんが、
いざ売却活動をすると実際の売却金額が実績価格となります。
 公平に分けたつもりが…、となってしまうわけです。

 そのため、遺産分割の際には相続税評価額を考慮するのはもちろん、
実勢価格も考慮する必要があるんですね。

 実勢価格を知っている税理士の先生ってほとんどいません。
そこに不動産会社の存在意義があります。
 
 「売らないけど、実勢価格を知りたい」
私のほうでそういったご相談も承ります。
お気軽にご相談ください。

 揉めない相続を当たり前に。