リライト田中の活動ブログ

地域によって違う借地権付建物の流通性

2017/04/23
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、借地権付建物の流通性について。
 知り合いの司法書士事務所の方よりご依頼いただいた
横浜市保土ヶ谷区の借地権付建物の価格査定。

 …が、査定物件が駅からバス便エリアにあり、所有権の新築戸建でも
3,000万円前後にて流通性している地域。
 周辺地域で過去に借地権付建物の取引きがされているかどうかを
調べてみましたが、結果としては借地権付建物の流通性はほとんどない。
 それもそのはず、新築戸建が3,000万円前後の地域だと借地権付建物の
ときに毎月地主さんに支払う次代を住宅ローンの返済に充てると普通に
所有権の新築戸建が買えてしまう。
 だからかなり売りづらい。
 それに借地権付建物の物件があまりない地域ではお客様がそもそも
借地権付建物という言葉に抵抗をお持ちになってしまっている…。
 もちろん、査定金額もそれなりに…。(涙)

 逆に横浜市で借地権付建物に抵抗が少なく、売却が比較的容易な
地域は、鶴見区と神奈川区。
 地域的に借地権付建物の物件がたくさんあるため、そんなに
抵抗感がない。

 借地権付建物って、本当に地域によって違いますね、流通性と需要が。(^^)