リライト田中の活動ブログ

負動産処分時のあるある

2017/06/16
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、負動産の売却活動時のあるあるについて。
ちなみに「負動産」とは、持っているだけでお金がかかったり、使用用途、つまりは何の役にも立たない不動産のこと。
 現在急増中です…。

 今日は朝一番で売却のご依頼をいただいた物件調査のため、福島県石川町役場に。
石川町役場 リライト横浜
 とても立派な町役場にちょっとびっくり。Σ(゚Д゚)
そしてひと通り調査。
 物件は、雑木林なのですが…建築基準法上の道路に接道していないため、建物の建築ができないことが判明。

 続いては、現地調査。
雑木林売却 リライト
 車がはいらない道なき道を歩く。
一体どうなってるんだ、そして、いつ現地に着くのか…。

雑木林贈与 リライト
 けもの道を歩くこと約5分。
ようやく現地の手前に到着。
 ただ、樹木が生い茂っており、現地に着くのは不可能。
やはり負動産。
 さすがに売主様もタダで誰かにあげたいという気持ちもよくわかる。
しかも、けもの道のため、熊がでないかちょっと心配でした。苦笑

 正直、この負動産の現況から売却は難しそう、と。
そのため、負動産の隣接地の所有者を調べ、訪問営業。
 結果2件、ご在宅の方とお話しすることができました。
「Aさんがご所有のお隣の土地をタダでいいのでもらっていただけないでしょうか?」と私。
「いらない。うちがもらっても困る。うちが所有している部分を差し上げます」とA様。
 しかも2件目の方も同様。
これって負動産売却活動時のあるある。
本当にある、ある。

 みんな負動産はいらないのです。
負動産の売却・処分は結構しんどい。汗