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時間では解決できない不動産トラブル
みなさん、おはようございます。
株式会社リライト 代表の田中です。
今日は、不動産トラブルについて。
不動産を所有している方、相続で取得した方は、実はトラブルを抱えてしまっている方も意外に多いのです。
例えば、投資用不動産の場合、投資用に購入したのに入居者がなかなか決まらなかったり、相続で兄弟と共有で取得した不動産を売却のしようと思ったら、他の共有者の同意が得られなかったり、相続した不動産が建物を建てられないどうしようもない土地だったり、と数え上げればきりがありません。
こういった悩みをお持ちの方は、いざ問題が生じると一時的に動きだします。
ただ、自体を終息できないとわかると放置されてしまいます、もちろん全員ではありませんが。
そして、その問題を抱えた不動産を放置したままにすると…固定資産税などの維持費用や相続が発生し、共有者が増えてさらに処分に困ったりなどいいことは何一つありません。
また、この不動産の問題は、人の心のように時間が解決してくれることもありません。
自分の代で解決するか、子供の代で解決するか、その先の代で解決するかしかありません。
昨年よりご相談いただいている案件、戸建の持分3分の1を希望金額で手放したい、と。
そして、所有者の方の考える希望金額が高い…。
ただ、普通に考えて持分だけを相当な金額で購入する方はほとんどありません。
そのため、希望金額で売却するためには、他の共有者と協議をし、持分を買い取り100%所有権にしてから売却するか、逆に持分を売却するか、または弁護士の先生に依頼をし、調停から訴訟に持ち込むしかない、とお伝えしました。
お客様の答えは時間はあるのでゆっくり考えます。
それも1つの方法。
考えることは、非常に大切。
ただ、「ゆっくり」という期間がどのくらいかは注意が必要。
やはり、不動産トラブルは時間では解決できない…。