リライト田中の活動ブログ

知っておきたい、不動産の売却で損をしてしまう時の特徴!

2018/02/02
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、不動産の売却時期について。
以前、当社がお客様より買取り・売却のご相談をいただいた神奈川県内のある案件。
 お客様と一緒に建物の中を見学し、後日、お客様にその不動産のA社の買取金額をご提示させていただきました。
 その不動産は宅地部分道路からかなり上がっており、老朽化した擁壁がありました。
 建物は、小屋裏に動物が棲み着いており、かつ、全般的に傾斜しており、そのままでは住めないくらいのひどい状況でした。

そんな難あり物件、他の不動産会社では、買えない、と言われたそうです…。

ですが、当社ではA社より◯◯◯万円で購入します、というお話をいただくことができました。
ところが、売主様はA社に◯◯◯万円で売却されるのではなく、他の不動産会社にもっと高く買って欲しいとふれまわっていました。
 不動産業界は、広いようで狭い人間関係。
 売主様がどこの不動産会社にいくらで買ってほしいと言っている情報は意外と知れ渡っているのです。
 そのため、A社が◯◯◯万円で購入できる期限を設定し、売主様にお伝えしたのです。

 ところが、売主様は変わらず、A社の購入金額以上で買ってくれる不動産会社を必死にお探しされていました。
 そして、売主様はA社が設定した期限が過ぎましたが、A社に売却をするかどうかのご返事はいただけませんでした。
そのため、A社はその不動産の購入を断念せざるを得ませんでした。(A社は結局、他の優良物件をご購入されてしまいました)

 その後の売主様ですが、最終的に当社がご提示させていただいたA社の金額より高く買っていただける不動産会社がみつからなかったそうです。
 そんな中、他の不動産会社より当社にその物件を買い取ってほしい、とのお話をいただきました。
その売主様の希望金額は、A社がご提示した○○○万円より100万円も低い金額となっていました。
 一番最初にA社にお譲りいただければ、○○○万円で売却することができたのに、そのときの誤った判断で売れる金額が100万円以上も下がってしまいました…。
 少しでも高く売りたいという売主様のお気持ちもよくわかります。
 ただ、判断を誤ってしまうと安くなってしまうことが往々にあります。

  時間をかければいい、というものでもありません。
 「不動産の売り時」って、本当に奥が深いですね。

 今朝は、静岡県下田市からの出発でした。
入田浜 下田 リライト横浜
朝一番でドライブがてら入田浜に。
 天気はイマイチでしたが、それでも雰囲気が良かったです。
もっと暖かくなった天気のいい日にまた来たいですね。

 そして、事務所のある横浜に向けて出発。
山沿いは積雪のため所々が通行禁止となってしまっていました。
 そのため、海沿いの一般道路を走ること約3時間。
なんとか横浜の事務所に到着。
3日間の静岡出張、仕事&グルメを堪能できました~。