リライト田中の活動ブログ

不動産で「そんなことはないでしょ!?」ということが本当にあった話

2018/06/25
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、不動産で「そんなことはないでしょ!?」ということが本当にあったお話。
 当社が売主様より売却のご依頼をいただいていた徳島県のとある土地。
 その土地は、市街化調整区域のため、周辺は畑で日当たりもよく、かつ、面積1,000㎡以上と絶好のソーラーパネル用地でした。
ソーラーパネル リライト横浜
 売却活動中もほとんどがソーラーパネル事業を行っている法人ばかり。
 その中の1社と売買契約が締結になったのですが…。
契約締結後に問題が発覚!?

 それは、その土地に全く関係ないソーラーパネル事業者が電量会社に電力接続に関する申請をしていたことでした。
そのため、買主様が契約締結後に電力会社に申請をしたところ、電力会社から「その土地には他の事業者から電力の接続申請がされており、新規に受理の受付はできません。」と…。

 そして、いろいろ調べたところ、あるソーラーパネル事業者が売主様、当社に何の承諾もなく、勝手に売却物件についての電力の接続申請をしていたことがわかりました。

 そのソーラーパネル事業者は、自分の土地でもなく、購入申込みもしていない土地もかかわらず、勝手に電力の接続に関する許可申請。
少し常識を疑ってしまいます…。

 買主様には事情を説明し、事なきを得ましたが、勝手に電力の接続申請をしたソーラーパネル事業者には大至急取下げ申請をしていただくよう依頼をしました。
 ソーラーパネル事業者からするとこういったことが当たり前と考える方もいるかもしれませんが、それはソーラーパネル業界だけの話。
 常識的に考えるとよそ様の土地を何か申請に使う場合、当然、その所有者または管理人(不動産会社等)に書類で承諾をいただくものだと思います。

 さすがにちょっと焦りましたが、今後はこういったことが起こらないよう、最新の注意を払っていきたいと思います。
 また、電力会社には、自己所有地でない土地に電力の接続許可の申請があったときには土地所有者からの承諾の添付を許可申請の条件にしてほしいものです。
 不動産会社もいろいろですが、ソーラーパネル事業者もいろいろですね。