リライト田中の活動ブログ

お客様と不動産会社の信頼関係とは

2019/08/28
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、今日ちょっとあった出来事について。
それは、昨年の夏に「建替えが出来ない戸建の処分をお願いしたい」というご相談でした。
 場所は、静岡県。
 他の不動産会社にも散々売れないと言われたそうでかなりお悩みでした。
 と、いうのも建物は再建築が出来ないうえに床が腐り、今にも抜けてしまいそうなくらい老朽化していました。
 さらに室内には大量の残置物がある状態でした。
 そこで私がその状況でもご購入いただけそうなお客様を現地にお連れして、物件調査もしました。

 ご見学いただけたお客様からは購入しても良い旨のご返事をいただくことが出来ました。

 ご契約に向けては、売主様の相続登記が終わらないと手続きができないため、相続登記が終わるのを購入希望者と私は待ち続けました。
 それは、売主様より相続登記が終わったら私宛に「連絡する」旨のお話をいただいていたからです。

 ところが、待てど暮らせど売主様からのご連絡はありませんでした…。

 そのため、本日、私より売主様にご連絡しました。
 すると…売主様は「他で良い買主が見つかったのでそちらに売却しました」と…。

 …。

 …。

 売主様が売りづらい再建築不可物件を少しでも良い条件で売却出来たのは、私としても良かったと思っています。
 ただ…せめて…相続登記が終わったこと、他に良い条件の方が見つかったことは私から連絡する前に売主様よりご連絡がいただきたかった。
購入希望者の方にとっても大変失礼なことになります。
 契約していないから仕方ない、と思う方もいるかもしれませんが、私は、「人として」それはちょっと違うのではないかと思います。

そして、それがお客様と不動産会社との「信頼関係」だと思います。

 私は、純粋に売主様のために時間と費用をかけて動いたこと以上にご連絡がいただけなかったことがただただ残念でした。
 このご時世、それが普通なのかはわかりませんが、私はそういったことをしないように自分を律していきたいと再認識しました。

 不動産会社もいろいろな会社があるように、売主様も様々。
 良い勉強になりました。苦笑

 気を取り直して、今日の午前中は当社所有の再建築不可物件のリフォームの打ち合わせ。

宅建協会 役員
 午後からは宅建協会 横浜東部支部の地区長会。
支部役員もいろいろやることがあるんです。
時間は、いくらあっても足りないな…。
きっと一日が48時間になっても時間は、足りないんだと思う。
 それは、時間が足りないのにもかかわらず、知らず知らずのうちに仕事をつくり続けているからですね。(笑)