再建築不可物件や売れない物件、中古住宅の相談はリライトにお任せください

　みなさん、こんばんは。
株式会社リライト　代表の田中です。

　今回は、売り物件が売り中止になっても良かったと思った理由について。

先日売却を開始したとある物件。
その物件は、農地法の無断転用や都市計画法違反など、数多くのトラブルの可能性がある物件でした。
さらに売主様が過去に相続放棄をされている関係で手がつけられない構造物も…。

　そのため、低廉な価格で販売開始。
すると…その状況下でも購入希望者を複数人お探しすることが出来ました。
構造物についてはもともと相続人がいないものと捉えていましたが、実は売主様のご親戚が相続人となることが判明。
そういった状況になってしまったため、すぐに契約を進めるのではなく、お客様には弁護士の先生による法律相談を受けていただくことに。
そして、今日がその法律相談でした。
法律相談後、お客様の感想は知らないことがわかった、考えていたことと違うことがあった、とのこと。
最後にお客様がお話しされていたのは、「自分が相続放棄したことが理由で親戚に迷惑をかけられない」ということでした。
夜にお客様からいただいたメールには、「自分の置かれた状況がわかったため、一度売却を中止したい」と書かれていました。
私としては、売却中止になったとしても、今売らなかったことで売主様のご親戚との関係が崩れないのであれば、それはそれでいいと思いました。
今回の案件については、売主様とご親戚の方で腰を据えて打ち合わせをすることが大切。
それにしても、最近は相続放棄後の不動産トラブルが非常に増えています。
相続放棄をご検討中の方は、放棄した後の不動産の維持管理のことも事前に考えるようにしましょう。

　ちなみに今日は、午前中がそのお客様の法律相談、午後1時からは青葉区に移動し、擁壁工事についてお隣さんと打ち合わせ。
15時からは空き家活用　子安台みんなの家のミーティング。
18時からは設計事務所で青葉区の擁壁工事の図面修正の打ち合わせ。
1日4クールは意外ときつい。苦笑