リライト田中の活動ブログ

市街化調整区域の農地の売却と境界トラブル

2021/10/29
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
株式会社リライト 代表の田中です。

 今回は、市街化調整区域の農地の売却について。
 今日は朝から横浜市某所のお客様のお宅を訪問し、打ち合わせ。
打ち合わせ内容は、相続した市街化調整区域の戸建と農地、山林の売却について。
お客様が売却を希望する理由は、広大な畑や山林をお子様に残したくないため。
それは草刈りだけでも毎年数十万円がかかってしまうからだそうです…。
 戸建だけであれば売却可能ですが、農地がセットになった途端売りづらくなってしまいます、本当に。
それだけ市街化調整区域の農地を買える方を探すのは大変なんですね。

 午後は、横浜駅近くにある弁護士事務所にてお客様、弁護士の先生、土地家屋調査士の先生、税理士の先生、私で打ち合わせ。
 打ち合わせ内容は、お客様が所有されている神奈川県某所の土地の境界確定について。
お客様のお父様の代からお隣との折り合いが悪く、境界確定ができずにすでに10年以上が経過。
広大な土地だけに境界確定できなければ売るに売れない…。
こちらの案件は、筆界確定協議&境界確定訴訟、財産管理人または相続財産管理人がポイント。

 そこで今日は、そんな状況でも境界確定をする方法とその期間、費用について打ち合わせ。
打ち合わせ終了後のお客様は、問題解決までの道のりが見えて清々しいお顔をされていました。(^^)

 夜は、また横浜駅周辺に行き、久しぶりに開催された交流会&勉強会「不動産研究会」に参加。
ホテルのお弁当を黙食し、それから不動産鑑定士の先生が講師となり、今年の地価についての講義を開始。
ふむふむ、勉強になる。(^^)
全般的に昨年は地価が下落傾向となっていました。

不動産研究会 横浜

 そして夜9時前に会社に戻り、そこから事務作業。
引渡し案件が立て続けにあるので資料作成。
本当は契約書をつくらなければならないのですが、そこまで手が回らない…。
気が付くと今日も仕事終わりが午前0時過ぎ。
明日は熱海に出張です。(^_^;)