リライト田中の活動ブログ

不動産売買の領収書の印紙と電線移設

2016/02/09
テーマ:ブログ
 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、不動産売買の領収書の
印紙と電線移設について。

 今月中旬にお引渡し予定の
社有物件。
 契約当初は、お隣さんの利用する電線が
当社所有地の上空を通過。
 これを上空越境と言います。
 今後、当社所有地は不動産会社に売却し、
買主である不動産会社が新築戸建を建築します。
 ここでポイントになるのが、お引渡しまでに
上空越境を解消すること
 電線があると買主様による建築工事に支障がある。
 売却の契約締結前に東京電力と電線移設に
ついて、予め協議。
電線移設 リライト
 結果、当社の費用負担もなく、無事に電線の
移設に成功。(^^)
 電線の移設に際しては、その電線を所有して
いるのが誰かが重要。
 東電の場合やNTTの場合、ケーブルテレビの場合がある。

 続いて、不動産売買の領収書の印紙について。
今週契約予定の土地。
 売主様が個人の地主さん、賃貸物件も保有。
ここで気をつけるのが領収書に印紙を貼るかどうか
 契約書には当然法令所定の印紙を貼付。
領収書に貼るかどうか…?
 毎回税理士の先生に確認してますが
今回は、税務署に直接問い合わせをしてみました。

 税務署の方の見解は「今回は、領収書に印紙の貼付は不要」
とのことでした。
 理由は、売却不動産は、売主様が空き地のまま所有されており、
特に賃貸などしていない土地のため。
 要は、事業用不動産ではないため、印紙の貼付が不要とのこと。
 
 ってことは、領収書に印紙を貼付するかどうかは、
人に帰属するのではなく、売却する不動産が事業用不動産か
どうかで決まるってくるとのこと。

 また1つ勉強になりました~。(^^)