再建築不可物件や売れない物件、中古住宅の相談はリライトにお任せください

 みなさん、こんばんは。
代表の田中です。

 今日は、長屋の住宅を高く売却する方法について。
 弁護士の先生よりご紹介いただいたお客様との
打ち合わせのために午前中からと都内へ。
 物件は、人気駅から5分以内ところ。
 建物は築80年くらいのいい意味で昭和の感じが
する長屋の住宅。
 長屋の住宅は、新築時に建物を建てる時に何らかの
事情で隣と一部が繋がって建築されたもの。
 長屋のまま使用するには、問題ありませんが
どちらか一方だけ建物を解体してしまうと残った
建物は違反建築物になってしまう。
 それについて隣から損害賠償請求される可能性も
あります。
 長屋をリフォームして使い続けるのもいいのですが、
もし、売却する時は長屋のままでは単独で建替えが
出来ないため、住宅ローンの担保評価が厳しくなり、
大幅に減額される、というより木造の場合は、
ほとんどの金融機関で扱っていただけない。
 そのため、単独で売却しようとするとなかなか
思うように売却出来ません。
 では、どうするか？

 答えは簡単。
 長屋を解消すれば、建替えできる物件であれば、
隣と一緒に建物を取り壊せばいい。
 そうすれば、それぞれ好きなように活用できるし、
単独での売却も可能。
 長屋で売るよりも高い金額で売却出来ます。
 この隣と一緒に建物を解体するには、
日頃からのお隣さんとの良好な人間関係が
必須となります。
 つまりは、良好な人間関係が不動産の価値を
決める。
 実に面白い。(^^)

 ちなみに長屋を取り壊しても、地域によっては、
敷地面積の最低限度が決められているところも
あり、その地域では単独での売却は出来ても、
建築が出来ない場合があるため、注意が必要です。

 何事も事前の調査が重要ってことですね。(^^)