マンション返済がきついため、マンション2部屋をすぐに売却したい!(横浜市港南区)
ご相談者: | 銀行系不動産会社 様 横浜市南区 |
弊社(銀行系不動産会社 様)のお客様で同じマンションを
2部屋所有されている方がいます。
ただ、返済がきついとのことで2部屋ともすぐに売却したいと
お話をいただきました。
御社で売却のお手伝いをしていただけないか。
状況
・築30年以上経過しているマンション
・売却しても既存借入が残ってしまう
(任意売却案件)
・2部屋をすぐに売却したいという売主様のご意向
解決策
1. 物件調査と現場確認
ご相談をいただきすぐにご紹介者の方と現場を確認。
大規模な団地で敷地内には買物施設や公園、たくさんの緑が
あり、住環境良好の物件でした。
階数も上層階のため、眺望もよく、他の方の目線が気に
ならない点も良かったところです。
現場確認の後、行政での物件調査、管理事務所にて
管理状態(管理費等含む)のヒアリングも実施しました。
2. プライベート入札の実施
今回の売主様は、ご売却後も既存の借入れが残ってしまいます。
そのため、高く売却できれば、できただけ、今後ご返済いただく
金額が減っていきます。
「2部屋をすぐにに高い金額で売却したい」という売主様の
ご意向をかなえるために販売計画の立案。
エンドユーザーとマンション買取業者に売却した場合の価格差等も
考慮し、販売活動の実施。
最終的にマンションを特に高く買い取るマンション買取業者数社で
プライベート入札を行いました。
※数社に限定したのは、多く声をかけすぎると買取業者間で情報が
流通しすぎてしまい、買取業者の士気を下げてしまいます。
そのため、数社ともに「少し金額的にがんばれば、買えるかも
しれない」という状態で競合させ、高い金額提示をいただくことも
可能です。
3. 入札結果の開札・売買契約の締結
上記入札の結果、最も高く金額提示をいただいたところと
売買契約を締結しました。
ふたをあけてみると2部屋同時に欲しいというマンション買取業者が
落札され、金額的にも単体でエンド―ユーザ―に売却する金額より
高い金額提示でした。
ご契約後は金融機関との抵当権および差押えの抹消協議をし、
無事にお引渡しをすることができました。
担当者からの一言
今回は「2部屋のマンションをすぐに高い金額で売却する」という
売主様のご意向にそってご対応させていただきました。
一般的に不動産の「買取金額は安いのではないか?」と思われて
おりますが、購入する会社の在庫状況や売却をお願いする不動産会社の
担当者次第でエンドユーザーの金額と同等ぐらい、もしくは売却方法
次第ではエンドユーザーの金額より高い金額での売却も夢ではありま
せん。
ポイントは「誰に売却を依頼するか」です。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました!