マンション競売で取得したマンション(1部屋)を売却して欲しい!(神奈川県海老名市)
ご相談者: | 法人 様(司法書士法人からのご紹介) 横浜市神奈川区 |
当社(司法書士法人 様)の取引先の会社が競売でマンションを
取得しました。
これから売却をしたいとのことでしたので、御社にて売却の
お手伝いをしてもらえないか?
状況
・競売で落札し、残置物多数あり足の踏み場がない
・内装が汚れている
・近隣に多数の競合物件がある
・築年数が経過している
解決策
1. 物件調査と価格査定の実施
ご相談をいただきすぐに物件の調査を実施しました。
そして、市場調査をし、価格査定を行い、ご提案させて
いただきました。
周辺には多数の競合物件があったため、どういった販売方法が
最適かも一緒にご提案させていただきました。
2. 残置物の撤去と販売活動の実施
物件には前所有者の方の残置物が多数あり、足の踏み場も
ない状態でした。
このままの状態では、購入希望者の方の第一印象が悪く
なってしまう可能性があったため、残置物を全て撤去して
いただきました。
印象がかなりよくなった状態で販売活動を開始。
どうしたら、他の競合物件よりよくみえるのか等入念に
販売計画をたてていきました。
内装をリフォームし販売するという方法もありましたが、
リフォームしたからといってリフォーム費用をかけた分、
そのまま高く売れるとは限りません。(リスクがあります)
今回は、同一マンション内にリフォーム済みで販売中の
お部屋があったため、そちらをリフォーム後のイメージとして
ご見学いただき、物件自体のリフォームはせずに見積だけを
ご用意しておりました。
3. 売買契約の締結
販売開始後、周辺のリフォーム済みの物件より
リフォームしていない分、金額的にメリットがあるように
お客様にみていただくことができました。
築年数も経過しておりましたが、その点については、
築年数が経過しているからこそ、この「いい立地」にあること、
実際にお住まいいただいたイメージを想像していただくことで
払拭することができました。
そのため、販売開始1週間で無事に売主様のご希望金額以上で
無事に売買契約を締結いただき、すぐにお引渡しを迎えることが
できました。
担当者からの一言
今回の案件のポイントは「どうしたら、物件をお探しのお客様の目に
よくとまるか」でした。
どんなに物件的に良くても、お客様の目に留まらなければ、何の
意味もありません。
この目に留まる物件になるかどうかは不動産会社の担当者の工夫と
売主様との協力が必要となります。
どちらか一方だけでもダメです。
今回はその両面からうまく機能することができ、
まさに電光石火の取引きをすることができました。
大切なことは不動産会社だけで、もしくは売主様だけで
動くのではなく、売主様と不動産会社の担当者との二人三脚。
これがとても重要です。
改めて実感しました。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました!