戸建残置物があり、足の踏み場もない戸建をそのまま買取って欲しい!(横浜市戸塚区)
ご相談者: | 大手銀行系不動産会社 様 神奈川県横浜市西区 |
当社(大手銀行系不動産会社 様)のお客様でご自宅の売却をお考えの
方がおります。
先日、現地を拝見したところ、足の踏み場もないくらいの残置物の量と
室内が汚れているため、一般のエンドユーザー様にご購入いただくのが
難しいと思いました。
そのため、残置物がある今のままの状態で御社にて買取って
いただけないでしょうか?
状況
・境界石が不明
・室内にすごい量の残置物がある
※足の踏み場もないくらい
・建物の経年変化及び老朽化が目立つ
※新築時よりリフォーム履歴なし
・手入れをしていない大きな樹木が隣地に越境
解決策
1. 現地調査・相場確認
ご相談後、すぐにご相談者の方と現地を確認。
正直、建物内には想像以上の残置物があり、床のフローリングの
色も確認できないほどでした。
ただ、前面道路も広く、ひな壇上の土地だったため、事業計画を
検証し、事業化することを決定。
売買契約を締結しました。
2. 境界標の設置
当社仕入れの売買契約締結後、引渡し前に当社の費用負担にて
現地の境界標の設置を行いました。
測量士の先生の段取りが良かったこと、近隣居住者様のご協力もあり、
無事に境界標の設置が完了。
3. 物件の取得・残置物の撤去・リフォーム
境界標の設置後、残代金を売主様にお支払いし、物件を取得しました。
物件取得後は、すぐに近隣居住者様にご挨拶をし、残置物の撤去作業を
開始。
同時に物件の庭にあった大きな樹木(落ち葉で近隣の方にご迷惑を
おかけしていた)を伐採しました。
残置物撤去・樹木の伐採後にリフォーム工事を開始しました。
内容は、内・外装のリノベーション工事。
途中、洗面所の床がシロアリの被害を受けていたため、床下全体を
防蟻処理を実施。
リフォーム工事も無事に終了し、建物の耐震基準適合証明書の取得を
しました。(買主様が税制優遇のご利用ができるために)
4. 販売・売却契約の締結・お引渡し
リフォーム工事終了後、販売活動を開始。
そして、とても感じが良いお客様より購入のお申込書をいただき、
売買契約を締結しました。
ご契約締結後、お引渡し前に再度、私の方で近隣居住者様にご挨拶。
昨日、無事にお引渡しを迎えることができました。
担当者からの一言
今回の案件のポイントは、「当社のリフォームによるバリューアップ」
でした。
一般のエンドユーザー様には印象が悪い物件でも当社により大規模
リフォームを実施することにより、お客様からの印象を良くし、売却を
することができました。
大切なのは壊して建てるのではなく、「活かす力」。
これからもどんどん事業化します、中古戸建、マンションの
リノベーション案件。
関係者のみなさま、本当にありがとうございました。